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肝臓 · ALP

アルカリフォスファターゼ(ALP)

胆汁の流れや骨の活動に関係する酵素です。猫の肝臓には ALP が少なく、血液中には約 6 時間しかとどまらないため、猫ではわずかな上昇にも注意が必要です。

当サイトでは決まった正常値を載せていません。基準範囲は検査機器や方法によって違うため、必ずお手元の報告書の範囲を使ってください。

何を調べる項目か

ALP は主に胆汁の流れが滞っていないか(胆汁うっ滞)を見る項目で、骨の成長や再構築でも上がります。この項目は猫と犬で大きく違います。猫の肝細胞には ALP が少なく、肝臓由来の ALP は猫の血液中に約 6 時間しかとどまりません(犬は約 66 時間)。そのため臨床では、猫の ALP のわずかな上昇も見過ごすべきではないと考えられています。

高いときに考えられること

胆汁うっ滞(肝臓や胆道の病気)、成長中の若い動物、一部の薬(抗てんかん薬など)、猫の甲状腺機能亢進症(主に骨由来の ALP の上昇)、骨折の治癒や骨の腫瘍などが考えられます。犬ではステロイドの使用や副腎皮質機能亢進症もよくある原因ですが、猫では比較的まれです。

低いときに考えられること

判断は主に高い場合が対象です。臨床の判読ガイドでは、ALP の低値は対処が必要な状態として挙げられていません。

一緒に見ることが多い項目

ALT、GGT、ビリルビンなどほかの肝臓の数値。シニア猫では甲状腺ホルモン(T4)。

再診・経過観察の目安

猫の ALP の上昇は必ずしも肝臓病ではなく、甲状腺機能亢進症の可能性もあるため、見分けるには獣医師によるさらなる検査が必要です。最近食欲がなかったり数日食べていなかったりして ALP も高い場合は、早めに受診してください。猫は長く食べない状態が続くと脂肪肝のリスクがあります。

実際の報告書で読み方を練習 →

3 院所・3 匹の腎臓指標、血糖、膵リパーゼ、血球数を病気の手がかりと結びつけます。

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Chronlo なら血液検査の報告書を写真から取り込み、各数値の推移をグラフにできるので、獣医師との経過確認に役立ちます。

情報源:

本サイトの内容は参考情報であり、獣医の診断に代わるものではありません。異常が見られたら早めに受診してください。