血球 · HCT / PCV
ヘマトクリット(HCT/PCV)
血液のうち赤血球が占める割合で、貧血を判断する主な指標です。脱水で見かけ上高くなり、点滴で低くなることがあります。
当サイトでは決まった正常値を載せていません。基準範囲は検査機器や方法によって違うため、必ずお手元の報告書の範囲を使ってください。
何を調べる項目か
ヘマトクリットは、血液全体の体積のうち赤血球が占める割合です。赤血球は酸素を運び、この値が低いと「貧血」です。PCV と HCT は測り方が違いますが、同じことを見ています。猫と犬で範囲が違うので、報告書に印刷された範囲を見てください。
高いときに考えられること
最も多いのは脱水です。血液中の水分が減ると、赤血球の割合が相対的に高くなりますが、赤血球が本当に増えたわけではありません。まれに赤血球が本当に増える(赤血球増加症)ことがあり、低酸素や一部の腫瘍が関係します。
低いときに考えられること
貧血を意味し、原因は大きく 3 つです。出血、赤血球が壊れる(溶血)、骨髄でつくる量が足りない。また、点滴で血液が薄まったり、鎮静薬や麻酔薬で脾臓がゆるんで赤血球を多くためたりすると、一時的に低くなることもあります。
一緒に見ることが多い項目
網状赤血球(骨髄が新しい赤血球をつくっているか)、赤血球指数、総たんぱく。脱水を判断するときは尿素窒素とクレアチニンも見ます。
再診・経過観察の目安
歯ぐきの色が白っぽい、元気がない、呼吸が速いといった様子があり、ヘマトクリットも低い場合は、早めに受診してください。軽度の低下であれば、獣医師がほかの検査で原因を探し、経過観察の計画を立てます。
実際の報告書で読み方を練習 →
3 院所・3 匹の腎臓指標、血糖、膵リパーゼ、血球数を病気の手がかりと結びつけます。
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Chronlo なら血液検査の報告書を写真から取り込み、各数値の推移をグラフにできるので、獣医師との経過確認に役立ちます。
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情報源:
本サイトの内容は参考情報であり、獣医の診断に代わるものではありません。異常が見られたら早めに受診してください。