血球 · WBC
白血球(WBC)
免疫を担う血球の総数です。総数よりも「どの種類の白血球」が変化しているかが大切で、猫は病院で緊張すると一時的に増えることもあります。
当サイトでは決まった正常値を載せていません。基準範囲は検査機器や方法によって違うため、必ずお手元の報告書の範囲を使ってください。
何を調べる項目か
白血球は体の免疫細胞で、好中球やリンパ球などいくつかの種類があります。総数が増えたり減ったりする原因はさまざまで、臨床の判読ガイドでは、総数だけでなく「どの種類」が変化しているかを見ることがすすめられています。報告書の白血球分画がまさにそれを示しています。
高いときに考えられること
最もよくある原因は 3 つで、ストレス(体内のステロイドホルモンの増加)、興奮(アドレナリンによるもので、猫で特に目立ちます)、炎症です。猫が病院で緊張すると、リンパ球や好中球が一時的に増えることがあり、生後 6 か月未満の子猫はもともとリンパ球が多めです。炎症や感染では、主に好中球が増えます。
低いときに考えられること
重い感染症で白血球が大量に組織へ消費される、ウイルス感染(猫汎白血球減少症、猫白血病ウイルス〔FeLV〕、猫免疫不全ウイルス〔FIV〕など)、骨髄の問題、一部の薬(抗がん剤など)が考えられます。ストレスやステロイドではリンパ球が減ることがよくあります。
一緒に見ることが多い項目
白血球分画(好中球、リンパ球、単球、好酸球など)と血液塗抹の観察。
再診・経過観察の目安
白血球が明らかに少なく、特にワクチン未接種の子猫で嘔吐、下痢、発熱、ひどく元気がないなどの症状もある場合は、早めに受診してください。少し多いだけで元気も食欲も普段どおりなら、獣医師が緊張によるものと判断し、必要に応じて再検査を予定することがあります。
実際の報告書で読み方を練習 →
3 院所・3 匹の腎臓指標、血糖、膵リパーゼ、血球数を病気の手がかりと結びつけます。
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Chronlo なら血液検査の報告書を写真から取り込み、各数値の推移をグラフにできるので、獣医師との経過確認に役立ちます。
関連ガイド
情報源:
本サイトの内容は参考情報であり、獣医の診断に代わるものではありません。異常が見られたら早めに受診してください。